群馬・前橋の遺言・遺産相続相談室

相談している夫婦と相談員、合わせて3名が描かれたイラストです。
遺言・遺産相続に関するご相談

スズラン百貨店と前橋テルサの中間に、群馬県前橋市の特定行政書士ふくろう事務所は、位置しています。

 

イベントやお買い物の前後にお立ち寄りいただけます。

よく聞くフレーズ

  • 「ウチには財産なんてないから大丈夫」
  • 「子供たちは仲が良いから心配ない」
  • 「子供がいないから、夫の財産は全部自分のものになる」

ウチには財産なんてないから大丈夫

本当に財産はありませんか?

 

お家がありませんか?

土地がありませんか?

預貯金の口座をもっていませんか?残高は本当にゼロですか?

 

お家が築40年でも、

土地が25坪であっても、

通帳の残高が30万円でも、

 

亡くなった方の財産に違いありません。

これらを「相続財産」といいます。

 

相続財産が本当にゼロっていう方は、現実的には考えにくいですね。

子供たちは仲が良いから心配いらない

子供は、いつまでも子供ではありません。

 

18歳で大学進学のため上京し、就職し、結婚し、孫が生まれたというのは、良くある話ですよね。

 

孫が進学・就職・結婚というときに、あるいは、子供が家を購入するというときに、お金が必要だというタイミングで、相続は突然にスタートします。

 

予期せず手に入るお金が、100万円なのか、それとも250万円なのかというのはとても大きな問題です。

 

国公立しか行かせてやれないと思っていたけど、私学でも行かせてやれるのか。

車の買い替えは中古車にしようと思っていたけど、新車に手が届くかも。

 

登場人物は、子供だけではありません。

子供の夫・妻もからんできます

(子供の配偶者を悪者扱いするつもりはありません)。

 

そうすると、子供が自分意思だけで譲り合える環境にはなかなかなりません。

 

権利を主張することが先に立ってしまう、というのも理解できる話ではないでしょうか。

子供がいないから、夫の財産は全部自分のものになる

けっこう多く聞くフレーズです。

 

でもこれ、「誤解」です。

 

 

夫に親がいるケースでは、3分の1は夫の親が相続します。

 

夫に親はいないけれど、兄弟姉妹がいるケースでは、4分の1は夫の兄弟姉妹が相続します。

 

意外に知られていないルールではないでしょうか?

「夫の妹から突然請求されて面食らった」というお話もあります。

つまり

人が生きている以上、相続は必ず起こります。

 

法律的に有効な遺言がなければ、相続人全員による合意を形成できるまで、協議を続けなければなりません。

 

元気な今なら、できる準備があると思いませんか?